WITCH

最低1週間に1回は好きなこと載せます、3度目の正直

葛城ミサトに

嘘と沈黙

「加持くん、私変わったかな」

「綺麗になった」

「ごめんね、あの時一方的に別れ話して

他に好きな人ができたって言ったのは、あれ嘘 バレてた」

「いや」

「気づいたのよ、加持くんが私の父に似てるって

自分が 男に父親の姿を求めてたって

それに気づいた時 怖かった

どうしようもなく怖かった

加持くんと一緒にいることも、自分が女だということも

何もかもが怖かったわ。

父を憎んでいた私が、父によく似た人を好きになる

全てを吹っ切るつもりでNERVを選んだけれど でもそれも父がいた組織

結局 使徒に復讐することでみんな誤魔化してきたんだわ。、、、、」

「葛城が自分で選んできたことだ   俺に謝る事はないよ。」

「違うのよっ  自分で選んだわけじゃないのっっっ

ただ、逃げてただけ 父親という呪縛から逃げ出しただけ

シンジくんと同じだわ 

臆病者なのよ

ごめんねほんと、酒の勢いで 今更こんな話」

「もういい」

「子供なのね  シンジくんに何もいう資格ない」

「もういい」

「その上こうやって都合のいい時だけ男に縋ろうとするずるい女なのよ

あの時だって加持くんを利用していただけかもしれない

ぃやになるわ」

「もういいやめろ」

「自分に絶望するわよ」

 

 

このシーンに重なる自分がいる。

だから繰り返し捨伍話を見てしまう。

こんな姿を知っているからこそ、

ミサトさんみたいな女性になりたい

23歳の抱負である。